Steam Deckのバッテリーを交換する方法
使用頻度が高い携帯ゲームとなると、心配になるのがバッテリーの持ちや劣化だ。しかし、Steam Deckには純正バッテリーを交換する方法が用意されている。
公開日: 2022.12.22
Steam DeckはiFixitと協業で交換バッテリーを提供
Valveは、修理情報プラットフォームのiFixitと協業して、Steam Deckの交換パーツを販売しており、販売されているパーツの中にはバッテリーも含まれるため、ユーザー自身での交換が可能である。
中華系の携帯ゲーミングPCでは、バッテリーが劣化して使えなくなるケースが多くあるため、(高いとはいえ)Steam Deckの純正交換バッテリーが提供されているのは、重要なポイントになるだろう。
2022年12月現在、交換用バッテリーを購入できるのは在米ユーザーのみ
交換用バッテリーは、バッテリーのみで89.99ドルで2022年現在、アメリカ国内のユーザーのみが利用できる。
日本などの海外で交換バッテリーが購入できるかどうかは、iFixitが世界に向けてどれくらいサービスを拡大できるのかによってくるだろう。
現状では、日本から購入するには転送サービスなどを使うことになるため交換コストがかなり割高になってしまうが、全く使えなくなるリスクがないだけでも大きな進歩と言える。
バッテリー交換は可能だが交換作業は大変
Steam Deckのバッテリー交換作業は、iFixitの公式ガイドにて紹介されているとおり、
- 背面のネジを外す
- 背面カバーを外す
- 基盤からコネクタ類を外す
- バッテリーを外す
- 新しいバッテリーを取り付ける
という、シンプルなものではあるが、バッテリーが本体にシールで強力に粘着しているため、誰も簡単にすぐ出来る作業というわけではないだろう。
ただ、しっかりと予習をして慎重に作業を行えば、誰でも出来るレベルの作業ではあるだろう。